※ 集会の一コマ ※
 

  みなさん、おはようございます。今日で二学期が終わります。みなさんにとっては、どのような二学期でしたか。

 校長先生は、小学部、中学部、高等部、専攻科のみなさんが、学習や部活動をがんばっていること、また、友達と仲良く協力し合って、充実した学校生活を送っていることを、大変うれしく思っています。目標に向かって、毎日の学習や部活動、いろいろな行事に取り組んで、どれも大きな成果をあげましたね。十月に行った「宮ろう祭」は大成功でした。また、先ほど紹介したように、スポーツの大会で入賞した人も多く、みなさん一人一人が大活躍した二学期でした。

 さて、昨日は「大掃除」だったので、みなさんは一生懸命、掃除や片付けをしましたね。でも、なぜ毎年この時期に大掃除をするのか知っていますか。調べてみると、中国では新年になってから、アメリカやヨーロッパでは春になってから、日本と同じように年末にするのはモンゴルだそうです。日本で年末に大掃除をするのは、一年分の汚れを取り去り、新しい年に歳神様を迎える準備をして、新年を新しい心持ちで初められるようにしたいという願いからだそうです。日本で年末の大掃除が始まったのは平安時代、今から千年以上も昔のことです。神社やお寺などで、一年のすすを払って神様をお迎えする準備をしている様子をテレビなどで見たことがあるでしょう。新年が穏やかに迎えられるように、作物がたくさんとれるように、そんな願いも込められているのです。

 昨日、みなさんは、どんな気持ちで大掃除をしましたか。寒くていやだなあとか、めんどくさいなあと思いながらやった人はいませんか。みなさんも、何か願いを込めてできるといいですね。

 そこで、みなさんに願いを込めて大掃除してほしいことを三つ話します。

 一つ目は、「自分の周りの大掃除」です。ランドセルやカバンの中、机の中や机の上にいらないものはありませんか。ゴミや無駄なものを捨て、ほこりを払い、きれいに拭いてみましょう。机の周りが片付くと、すっきりとし、すがすがしい気持ちになれます。

 二つ目は、「自分が過ごす場所の大掃除」です。学校の教室や寄宿舎の舎室だけでなく、みなさんの家でも、自分の部屋や居間など、家族の一員としてできる場所がたくさんあるので、大掃除をしてみてください。みんなで力を合わせてきれいになると、喜びも増しますよ。

 三つ目は、「心の中の大掃除」です。大掃除ができるのは見えるところだけではありません。今年はどんなことを頑張れたのか、嫌な自分はいなかったか、と一年を振り返ってみてください。紙に書き出してみるのもいいですね。頑張れた自分は自分でもほめてあげて、嫌な自分は紙と一緒にゴミ箱に捨ててしまうのです。例えば、先生方や家族にして何かをしてもらって当たり前という自分は捨ててしまいましょう。何かをしてもらった時には感謝の気持ちを忘れないことが大切ですね。「一つ捨てると一つきれいになる」そんな気持ちで、自分から進んで掃除をすると、自分の周りがきれいになっていくのと同じように、心の中もすっきりします。ぜひ、心の中も大掃除をして、新しい気持ちで新年を迎えてほしいと思います。

 冬休みは、大掃除だけではなく、自分で考え、判断して、進んで行動する毎日にしていきましょう。

 校長先生は、三学期の始業式で、元気なみなさんの笑顔が見られることを楽しみにしています。三学期も、みなさんが自分の良いところをどんどん伸ばして、さらに心も体も、大きく、たくましく成長してくれることを願いながら、さらなる飛躍を期待しています。

 みなさん、どうぞ、よいお年をお迎えください。

二学期終業式
    12月22日(金)0217%29SyukaiTop_H29.html
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